ドリアンの歴史、種類と食べた感想

フルーツ天国のマレーシアで、果物の王様と呼ばれるドリアン。
日本では、臭いフルーツというイメージがありますが、新鮮なドリアンは余り臭いはしません。
甘みや苦みまろやかさといった色々な美味しさがあります。
ローカルの豪華な夕食位の価格であり、ローカルでもドリアンに熱中し過ぎてお金を使い過ぎてしまう、ドリアン破産なる言葉もある、魅惑の果物です。
マレーシアでは、2~3月頃と、6~8月頃の年に2回旬があり、この記事を書いている6月にちょうど旬が始まりました。

東南アジアでは、18世紀ごろからドリアン文化が育ってきて、20世紀中旬ごろから商用で流通するようになったそうです。1990年代になるとASEANの成長に伴って、国内国外でのドリアンの消費が一気に増加していきました。

一言にドリアンといってもその種類は非常に多く、200種類以上の品種に細分化されています。
D+登録番号という風に識別されており、D13のように登録番号で呼ばれている物や、猫山王のように愛称がついている物があります。

猫山王(Musang King)が一番有名で、観光地の屋台等で売られているイメージがありますが、猫山王は、玉によって当たり外れが多い印象です。

初めてドリアンを食べる場合は、甘い品種の方が食べやすいので、Red Prawn(紅蝦)がおすすめです。

マレーシアに旅行で来られた際には、SS2にあるドリアン市場がおすすめです。KL中心地から車で30分位で行けます。

また、マレーシアに長期滞在しており時間がある場合は、ドリアンの原産地であるPahang州のBengtongに足を延ばしてみるのもおすすめです。

ドリアンの種類と特徴を一覧表にまとめてみたので、参考にしてみてください!

名前特徴原産地レア度感想
Musang king 猫山王苦み、クリーミー、濃厚Pahang一般的クセが強く玉によって当たり外れがある
D24 Sultan苦み、甘み、クリーミーPahang一般的 まだ食べたことがない
Golden Phenix 金鳳 シャープ、苦みJohor少しレア甘くて食べやすかった
D101少し甘い、濃厚Johor一般的まだ食べたことがない
D13香ばしい、甘み、ねっとりJohor一般的ねっとりしていて甘めの味
Tekka 竹脚甘み、香ばしいPahangレアさっぱりしていて食べやすかった
D1少し甘いJohor一般的まだ食べたことがない
Black Pearl少し苦い、クリーミーJohorレアまだ食べたことがない
Black Gold Musang King 黒金猫山王苦み、クリーミー、濃厚Pahangレア苦みの中に甘みもあり、濃厚で美味しかった
Black Thorn 黒刺濃い、苦いPenang激レアまだ食べたことがない
D17強い苦み、やわらかいJohor少しレアまだ食べたことがない
Red Prawn 紅蝦甘いPenang一般的甘くて食べやすい
Hor Lor少し甘いPenang少しレアまだ食べたことがない
ドリアンの種類と特徴