読書レバレッジメモ

  • 2020年9月19日
  • 2021年5月22日
  • 読書
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本田直之さんのレバレッジリーディングを読んで、レバレッジメモを取ってみる事にしました。本に書かれているポイントを自分の言葉にして記録し、行動に繋げていこうと思います。

レバレッジ・リーディング 本田直之著2020年9月19日

・本を読んで得た知識をビジネスに活かすことで、本の価値が100倍になる。
・本は必ずしも全部読まなくてよい。問題解決のヒントを探すという事に関しては、余計な所を読まずにポイントを拾う。
・インプットするだけでは、ただの自己満足。いかにアウトプットするかが勝負。
・アメリカのビジネスパーソンは本をよく読む。読書=自己投資という考えが徹底している。
・良い本は人に贈る。
・読書後のフォローが最重要。線を引いたところを抜粋してレバレッジメモを作り、メモを繰り返し読む。
・メモの内容を実践で活用し、条件反射的に行動できるようにする。

ストレスフリー超大全 樺沢紫苑著 2020年11月27日

「死にたい」と思う人は、それは何ヵ月も悩み、苦しみ、「自分が導いた答え」と思っていますが、それは間違いです。脳内物質の低下が導いた「脳のエラー」です。血糖値が下がると「お腹がすいた」と感じるように、セロトニンやノルアドレナリンが極端に低下すると、「死にたい」という勘定が自然に湧き出てくるのです。

そうした試行錯誤の中で、今、「死にたいです」と相談された場合、私がかけられる言葉は、この言葉しかないと思っています。「死なないでほしい」アドバイスでも助言でもなく、ただの個人的な希望・願望に聞こえるかもしれませんが、まったくそのとおりです。

SHARE LIFE 石山アンジュ著 2021年1月30日

「シェア」こそ、これからの時代を幸せに生きていくために、誰にとっても欠かせないキーワードになっていくはず。
この本では、「シェア」=「分かち合うこと」と定義。
インターネット上での個人間のやり取りでは、「何をもって提供者を信頼できるのか?ということが課題になる。そのための新たな方法が「レビューシステム」
制約からの自由。所有しない幸せ
子どもはみんなで育てるもの
「互いに教え合い、学び合う」新たな学びの形 シェアが提示するのは、「誰もが先生であり、誰もが生徒である」新しい学びの形。
テクノロジーに頼る部分と、それには頼らずに、人として良心のもと、自己を変容・拡張させつづける意思をもつことが大切。
「与える」ことで信頼が返ってくる。それが、つながり資本につながっていく。

サイコパス上司 松藤一海著 2021年1月30日

管理が大好き
30-40歳代以降で病勢が急成長する 上司の抑えが弱まる年齢、すなわち課長・講師・准教授クラス以降に、サイコパス上司は劇症化する。もともと評判が悪いが、その年齢になると脂がのり、磨きがかかり、とどまるところを知りません。青天井の成長を見せます。
毒で健常人を弱らせたところで甘い言葉をかけ、洗脳・支配にかかる
サイコパス上司は「現代病」
怒ったら負け サイコパス上司に対して、怒ったら負け。自分の心理エネルギーを疲弊させるだけで、有害無益。サイコパス上司に対して怒ってもゴキブリに向かって「お前はゴキブリだ」となじっているのと同じで、まったく意味はありません。
サイコパス上司は怒りの感情に疲弊した部下を、そうして弱らせたうえで甘言をもって付け込んできます。それがサイコパス上司の、支配の手段です。ですから、決して怒ってはいけません。直感と反する感情の自己制御操作をしつつ対応するのは技量が要り、大変骨が折れる労作ですが、怒りは絶対禁物です。
「サンクコスト」の概念を重視すべきです。サンクコストとは、やめるにやめられず、傷を広げる、心理学的錯誤を言い表したものです。

最高の体調 鈴木祐 2021年1月30日

本書で紹介するテクニックとアイデアは、すべて進化論をベースにしています。
もしうまくいかないことがあっても、「人はどう進化してきたのか?」と問いかければ迷子にならずにすむからです。
うつ病の原因はまだ解明されておらず、近代化の何が悪いのかははっきりしていません。ひとつだけ確かなのは、現代人の心のトラブルの多くにも、進化のミスマッチがかかわっているという事実です。
長寿の人の共通点は体の炎症レベルが低いこと。炎症は体の表面だけで起きている現象ではない。
狩猟採集民=外相や感染による短中期的な炎症がメイン。現代の日本人=体内で延々とくすぶる長期的な炎症がメイン。
芥川龍之介の「ぼんやりした不安」を現代的な不安とするならば、原始的な不安は「はっきりした不安」と言えるかもしれません。
1970年の著書『アフリカの宗教と哲学』に、は、「アフリカ人の伝統的な観念によれば、時間は長い過去と現在とをもつ二次元的な現象であり事実上未来を持たない。
人類学者の見るところ、狩猟採集民はいま現在に神経を集中する。
衛生的な生活が免疫システムを狂わせる。抗生物質を使うと腸内細菌が体調に死ぬ。
食生活を再野生化して腸を守る。
その結論を一言で言えば、「自然との触れ合いにより、確実に人体の副交感神経は活性化する」というものです。
彼らの人生から得られた、何万ページにもなる情報から明らかになった事は何でしょう?それは富でも名声でもがむしゃらに働く事でもありません。私たちの体を健康にし、心を幸福にしてくれるのは「良い人間関係」です。これが結論です。
人の認知リソースは大勢の友人をさばくようには出来ていたいため、一回につき5人前後としか親密な人間関係を築けない、というわけです。
40分の昼寝で完全回復ーNASAの研究結果
ウォーキングだけでストレスは激減する。
原始人にとって生きる意味は単純だった。人類学のデータに寄りれば、彼らが生涯にわてって持つ人生の目的はシンプルで、一言で言えば「生きる産む育てる」の3つだけです。
すべての満ち足りた状態でもなお行動せずにはいられない物事こそが、あなたの心の底に眠る本当の価値観なのです。
目標は未来の達成すべきゴールのこと、一旦クリアすればそこで終わり。成功する事があれば、失敗することもある。しかし、価値はつねに現在のプロセスなので、どこまで行っても終わりはないし、成功も失敗も存在しない。
ドイツの文豪ゲーテも言った通り、「どこに行こうとしているのかわからないのに、決して遠くまで行けるものではない」からです。
幸福感が高まるのは「貢献した」とき
なにかに畏敬を感じると、私たちは自分の小ささを思い知らされ、ヨロ大きな存在の一部になったかのような感覚を得ます。森の中にたたずむときや、壮大な音楽に没入している時など。畏敬にアクセスしやすいのは、第一に自然、第二にアート、第三に人。
狩猟採集民から「遊び」の基本を学び、今の暮らしに応用する。キーワードは「ルール設定」とフィードバック化」
困ったときに考えることはひとつ。「この問題における進化とのミスマッチとは何か?」だけ。
つねに人の根本に立ち戻って考える限り、道に迷う事はありません。
本書の弱点は、人間の脳と体が、決して私たちを幸福にするためにはデザインされていないという点。
ブッダは「悟り」のほかにも、ゲームの中で幸福を最大化する方法を提案しています。それが、「抜苦与楽」です。これは、「悟り」と並ぶ仏教の基本テーマで、文字通り「万物の苦しみを取り除き、安楽を与えること」を意味します。要するに、自分はもちらん他人のために生きよ、とブッダは説いたわけです。

緊張を味方にして最高のパフォーマンスを発揮する 樺沢紫苑 2021年2月25日

対処療法ではない、緊張の根本治療
本書では、もちろん対処法についても書いてありますが、それよりも「なぜ緊張が起きるのか?」という「緊張の正体」「緊張の原因」について、脳科学的に徹底的に解説し、「緊張の原因」をなくす方法。すなわち、緊張の「根本的な解決法」をお伝えします。
今、「敵について分析」といいましたが、そもそも緊張は敵なのでしょうか?それとも味方なのでしょうか?
「緊張はポジティブなもの」「緊張は、敵ではなく、味方である」と考えているのです。
罰やストレス、緊張などの不快なものが一定量あった方が、パフォーマンスは上昇する。ストレスが強すぎても、弱すぎてもパフォーマンスは低下する。これが、ヤーキーズ・ドットソンの法則。
「緊張の逆U字理論」は、スポーツ心理学の分野では極めて有名な理論であり、スポーツ心理学の教科書には必ず載っている。
緊張の原因はたったの3つ。緊張の原因は「交感神経が優位」「セロトニンが低い」「ノルアドレナリンが高い」のたった3つしかない。この3つの原因に対して、しっかりと対策を行えば、緊張は完全にコントロール出来ます。
自律神経が強く影響を与える主要な5つの要素は、血圧、心拍数、体温、呼吸数、筋緊張です。
どんな緊迫した状況でも、過緊張に陥ることなく、最高のパフォーマンスを発揮する方法、それが、30秒1呼吸。
自律神経の乱れを整える方法としてよくいわれるのは、「規則正しい生活」と「ストレスを取り除く」ことです。
ノーベル賞学者推薦の「片鼻呼吸」(ヨガのナーディ・シュッディー)。片鼻呼吸は自律神経が整う。ヨガでは、右鼻が交感神経、左鼻が副交感神経を司ると言われている。鼻呼吸を行うと、鼻粘膜で一酸化窒素が生成される。ロバート・ファーチゴット博士らは、一酸化窒素が紳士関係システムで重要な情報伝達機能を担っていることを発見し、ノーベル生理学賞を受賞した。ヨガの呼吸法の効果が、最新科学によって証明された。
睡眠不足によって自律神経が乱れる。自律神経が乱れると睡眠障害が起きる。自律神経の乱れと睡眠不足は、それぞれ原因であり結果にもなる。
セロトニンは他の脳内物質を調整する。
ノルアドレナリンを一言でいうと、原始人が猛獣と出会ったときに出る脳内物質。戦うか?逃げるか?取るべき行動は、2つに1つしかありません。集中力を研ぎ澄まし、夏休みの宿題を1日で終わらせる奇跡の脳内物質。
過去の経験と照らしして、命の危険が無い、安全である、成功率が高い、まず失敗しないだろうと扁桃体が判断すれば、緊張は生じないことになる。これが、脳の仕組み。
緊張に弱い人には、重要な特徴があります。それは、自己評価が低いということです。
脳内物質が先で、感情は後からついてくる。自分からやる人は、準備段階からドーパミンが出て、ワクワクします。意欲、モチベーション、集中力、仕事効率がアップ。
脳のキャパシティはたったの「3つ」
本書では33個の緊張緩和法を紹介していますが、この4つの脳内物質を全て動かす方法が、唯一、「感謝する」ということです。
完璧主義から、最善主義へ。完璧主義の人は、レジリエンスが低い。レジリエンスというのは、心のしなやかさ、ストレス耐性、メンタル・タフネスとも言いかえられます。
緊張するかどうかは、前日までに9割決まる。
最後は神頼み。神社参拝は、「超絶、ウルトラ、スーパー、確実に効果がある」と言っていい。
想定問答集。10-30-100の法則。想定問答を10問で70%、30問で90%、100問で99%をカバーするイメージ。
質疑応答で最も重要なこと、それは、質問に正しく答える、質問に適切に答えることではなく、堂々と答えること。
職場のストレスの9割は人間関係が原因。つまり、人間関係さえうまくいけば、職場のストレスなどほとんどなくなり、楽しく仕事が出来る。新しい職場では、仕事を早く覚えるより、早く良好な人間関係を作ることの方が重要。
「いままでの職場では、こうやっていた」これは新しい職場では絶対に行ってはいけない言葉です。
新しい職場に赴任早々やっかいな仕事を任されることは、よくあるはずです。これはいじめや嫌がらせではなく、試練なのです。
おわりに。緊張は悪いことではなく、集中力やパフォーマンスを高めてくれる「最大の味方」である。唯一「過緊張」だけは注意する必要あり。脳科学的に正しい緊張コントロール法を実践して緊張にブレーキをかけて、適正緊張にもっていく。

老子の教え あるがままに生きる 安冨歩 2021年5月22日

自らの内なる声に従え。
身体と精神を調和させよ。あなたの身体は「魄」という名のエネルギーの流れが統御しており、あなたの精神は「魂」という名のエネルギーの流れそのものである。その魂魄が調和していないと、あなたの具合は悪くなる。
世界をありのままに見る。
無為は有益である。
足るを知れ。
あくせくと動くものは自ら死地に赴くことになる。
不変の真理を身にまとう。
強い兵士は、武勇を誇らない。戦いの上手な者は、怒気を帯びたりなどしない。人を用いるのがうまい者は、人にへりくだる。これを、争わない徳、という。これを、人を用いる、という、これを、天とうまくやる、という。
知らないということを知るのはすばらしい。

パーソナル・マーケティング どんな時代でも”選ばれ続ける人”になる39の法則 本田直之 2021年5月22日

パーソナルマーケティングがうまくいっている人の特徴①自分の進みたい方向が分かっている②現時点で自分に何が足りないかを理解し、そのギャップを埋める努力をしている③自分ならではの独自性を常に意識している④周囲への貢献を常に考えている
自分をよく見せようとするのがブランディングではない。
人に教えられることを持っている。一方的に話したい、伝えたいということだけでなく、誰かが詳しく知りたいと興味を持ってくれている事というのがポイント。
個人のサバイバルの時代に、クレディビリティ(信用性、信頼性)の有無は死活問題。
状況に合わせてリブランディングしていく。リブランディングは、3つのパターンあり。①方向性をまったく変えること②ミックスさせること③付加していくこと